FXで失敗しないために。失敗し借金200万円作った男の、失敗事例を学んでください



FXで失敗した原因①バーチャルとリアルは違う

FX(為替証拠品取引)は、少ない元手で大きな利益が得られるということが魅力なのですが、「買い」と「売り」の2つの決断しかないのにも関わらず、失敗し、市場から撤退してしまう人が多いのも事実です。

 

私もその一人です。5年ほど前にFXというものを知りました。バーチャルから始めて、ほどなく金額が(あくまでもバーチャル資金ですが)倍になり調子にのってしまい現金で始めました。

 

これが失敗の始まりでした...

 

バーチャルで利益になったのは、気持ち的に楽だったからで、いざ自分の現金を扱うとなると、慎重に考えすぎて、自分のやったことに自信が持てなくなりました。そして早めに利確。損は認めたくないので、なかなか損切できず、結局大きく損切りしてしまう。まさに負け組「損大利小」の行動をしてしまっていました。

 

それをくりかえし資金を溶かし、それどころか、借金をして取り返そうとしてしまい、市場から撤退してしまいました。

 

したがって、その後のコロナ相場、2022年からの円安トレンドにも参加できず、悔しい思いをしました。

 

もう、後悔しかなかったですね。

 

「バーチャルで検証はたくさんすべき。しかし、目的をもって検証しないといけない」

 

 

 

FXで失敗した理由②感情でトレードしてしまった

トレードには「買い」と「売り」の2つしかありません。しかし、それでも勝てないのがFXです。

 

「買ったら下がりる」「売ったら上がる」

 

「損切したのに、結局元に戻ってしまった」

 

そして、負けを取り戻すため、ロットを上げて勝負しようと思い、負けがこんでしまった。

 

感情でトレードをしたら失敗します。

 

今ではFXに関してもYoutube動画がたくさんあり、いろいろな手法があり、無料でも勉強できますし、有料の教材を手に入れる必要も、初心者のころは必要ありません。無料の情報でもすごくためになるし、動画だとなによりわかりやすいです。

 

私は、最初に20万円以上する教材を買ってしまいました。教材自体は良いもので、じっくりと今見て勉強すると大変役に立つのですが、当時は、勉強もそこそこでバーチャルFXに挑戦。短期間で倍になり、「自分はできる」と勘違いしてしまったのですね。

 

そして、お金をかけて教材を買ったのだから、早く元を取りたくなりました。バーチャルの検証もそこそこに、現金を投入しトレードを始めてしまいました。

 

準備と検証が必要でした。基本「買い」のみで利益がとれていた相場だったので、「売り」の練習をしていなかったのですね。

 

そのため、「売り」エントリーができず、負け続けてしまいました。逆張りの発想で、本来の「戻り高値」で「買い」エントリー → → 損切しそのまま終わることができず、損失を大きくしてしまいました。

 

 

私はパチンコ、競馬などの公営のギャンブルを経験したことが少なく、その面白さも理解していなかったのですが、FXにはどっぷりとはまり、抜け出せなくなりました。「次は取り返すぞ!」と意気込むも、あえなく撃沈。

挙句の果ては、借金をしてロットを上げてトレードすことになりました。

 

「損切トレードをしたら、その日はトレードしない。その原因と向き合い、しっかりと反省する。」



 

FXで失敗した理由③ロットをいきなり上げていく

1回の損失が大きいと、それを取り戻そうとして、ついついロットを上げてトレードしてしまいました

例えばドル円の取引を1回行うのに、最低約52000円ほどかかります。

 

それでも、うまく取引できれば数千円でも利益がでることがあります。たかが数千円かもしれませんが、負けても数千円だと考えると、いかに勝率を上げていくかを考え、少しずつでも利益を積み上げると、証拠金が増えると同時に経験も積みあがっていきますから、前回は1ロットだったけれど、次は2ロットで取引しようか、などすると1回の利益が数千円が1万円になり、かつ経験値も上がっていきますから、ロットが増えても適切に対処することができます。

 

その経験値がないのにもかかわらず、いきなりロットを上げて取引をしてしまいました。金額にして50万円、1円上下すると、10万円動きます。しかも借金をしてしまいました。

 

 

経験のない人は、証拠金の変化に大変慌てます。私も慌てました。自分の許容できるマイナスを気にせずにいられるかも大切ですし、相場が動き出してから「いざ、出陣」となっても結局そこが、最高値、もしくは最安値となり泣く泣くロスカットとなりました。

 

まずは最低ロットから始める。少しずつ増やしていく。相場はいつでもある。


 

FXで失敗した理由④損切と利確を設定してなかった。

エントリはうまくいった。でも、利確設定をしていなかったので、しばらく目を離していると元の価格に戻ってしまった。その悔しさから、無駄なエントリーを繰り返すものの、勝てるはずもなく、損切を繰り返す。「ああ、あの時指値で置いておけばよかった」

 

 

損切も同じです。エントリーの時に利確と損切の価格を決めておくことで、注文を入れた後も、相場に気持ちを左右されないです。結果は後でわかること。もちろん「もっと利益が出ていたのに」と思うことも多くありますが、それは、結果を見て判断すればよいので、過去の高値、安値を利確のポイントにしておけばよいと考えます。

 

 

エントリー時に利確と損切価格を決めておく。そうすれば、慌てないし見ないで済む。

 

FXで失敗した理由⑤インジケーターに頼りすぎた

FXにはさまざまなインジケーターがあります。しかし、それに頼りすぎてしまっていました。

例えば、MACD(移動平均収束拡散)の数値MACDラインがどうとか、ストキャスティクスがこうなったらこうとか、いろいろな手法に頼っていました。今思うと変なのですが、自分のトレードに自信がなかったのですね。

だから。藁をもつかむ思いで聖杯さがしをしていました。この手法はどうか?とか、ろくに検証もしないで、あっちにふらふら、こっちにふらふらして、時間もお金も無駄にしてしまいました。

 

FXから撤退を決めてから、水平線の重要性を知りました。しかし、その時には資金も尽きて、借金を抱えてしまっているので、もうどうしようもなくなってしまったのです。

 

これから、FXを始める人には水平線を解説した動画などを観て、勉強されるとよいと思います。

 

「水平線を引くことで、節目となる高値と安値がわかる。そこを意識してエントリーとイグジット戦略をたてる。」

 

 

FXで失敗した理由⑥とにかくポジションを持ち続けていた。

人は将来を予測することはできません。しかし、ある程度はなんとなく想像がつくこともあります。「買い」と「売り」しかないFXもなんとなくどちらに優位性があるのか、なんとなく想像できるのですが、そうはうまくいくはずもなく、ポジションを持つと不安になったり、利益が出たら出たで、決死するのをためらった挙句、悩んでいるうちに、あれだけあった利益もすずめの涙ほどになり、薄利でで決済してしまった。なんてことがあります。利益がでているならまだよいほうで、「もう一度、元にもどるか?」なんて思って待っているうちに、利益どころか、やむなく、損切してしまうこともあります。

最悪なのが、ずっと動いていない相場が、突然動き出したはよいが、その時に限って、ポジションを持っていない、もしくは、反対のポジションを持っている、という場合です。

ポジションを持っていないと不安になることを、人は「ポジポジ病」といったりします。ポジションを持っていないと「利益を取り損ねてしまうのではないか」または「今日の損を取り戻したい」と損切後、再度エントリーする。まさに「ポジションに取りつかれてしまっている」状態です。

こんな精神状態では、冷静な判断が出来ず。目先の値動きに翻弄されるだけで、うまくいくはずもありません。自分もそんな行動をしてしまっていました。

ポジションを持っていれば、とりあえず安心。下がり続けている相場に反発を期待して「買い」エントリーを狙って、また下がり損切、とかあるあるです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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